【東京大賞典】ファルコン完成!!ドバイへ弾みだ

[ 2011年12月28日 06:00 ]

<東京大賞典>視界良好のスマートファルコン

 武豊が「砂のサイレンススズカ」と称する逃げっぷりで後続に影すら踏ませぬレースを続けてきたスマートファルコン。10年JBCクラシックでのG1初制覇以降G1・4戦を含む7戦負け知らず。「もう完成されているからこのレベルの馬は変わらないことが一番」。中村助手の口ぶりにも余裕が感じられる。

 仕上がりは申し分ない。トランセンドと激闘を演じたJBCクラシック後は疲労がすぐに抜けなかったが、JCダートを回避し短期放牧に出したのが奏功。「帰ってきてから順調で、いつも通りの調教。前走と変わりない状態で出せると思います」と同助手。

 来年の大目標は3月のドバイワールドC。今年は体調不良で断念したため陣営の今度こその思いは強い。国際G1になった東京大賞典でインパクトある勝利を収めれば海外からの注目度もアップ。この一戦の持つ意味は大きい。

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2011年12月28日のニュース