【阪神JF】ミスターX 能力秘めるアナスタシア

[ 2011年12月11日 06:00 ]

 阪神メーン11R・阪神JF(G1)は近年、ここを制して大舞台でも活躍する馬を輩出している出世レースだ。ウオッカ、ブエナビスタに続く名牝誕生なるか注目が集まる。

 外回りコースでの開催となった06年以降、勝ち馬の共通点は4つ。

 (1)マイル以上の距離でV…06~09年の勝ち馬はオークスかダービーを制覇しており、豊富なスタミナが求められる。

 (2)芝1400メートル以下を未経験…経験した馬は全敗中。急がせずにゆったりした流れで走ってきた馬が活躍。

 (3)レース経験が2~3戦で複勝率100%…安定した走りを見せてきた馬は大舞台でも信頼できる。

 (4)牝馬相手に1度も敗れたことがない馬…ウオッカ、トールポピー、ブエナビスタ、アパパネの4頭は牡馬相手に敗れた経験はあったが、同世代の牝馬には先着を許していなかった。その地力を素直に評価。

 今年、この4つ条件を突破したのは(10)アナスタシアブルー1頭のみ。牝馬限定の新馬戦を4馬身差の快勝。前走の萩Sは4着に敗れたが、先着を許した上位3頭は強豪牡馬。牝馬同士なら巻き返せるだけの能力は秘めている。

 馬単(10)から(11)(12)(13)(15)(16)(18)。

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2011年12月11日のニュース