【チャレンジC】菊地、ミス猛省もエンジンは快調

[ 2011年11月25日 06:00 ]

勝負駆けへ気合十分の菊地

 菊地孝平(33=静岡)が勝負駆けに挑む。3日目3Rの4着でオール3連対はストップし、得点率6位タイ。準優勝戦進出のボーダーを6・00と推定すると、4日目は4、4着条件だ。エンジンは快調。こん身の走りで予選を突破する構えだ。3日目終了時点で、得点率1位・田村隆信、2位タイの松井繁、鎌田義に当確ランプが点灯した。

 3日目の反省を生かし、準優進出を果たす。菊地は3日目3R、大外から差しハンドルを入れて上位争いに参加。2周2Mでは2番手まで浮上した。だが、最終2Mでターンを失敗し結果は4着。「ホッとして前しか見てなくて、あんなに近くに後続がいるとは知らなかった。完全な油断。集中することを心掛けていたのに…」と唇をかんだ。

 ただ、レースへの集中がテーマということは、調整のメドは立っているということ。その証拠に、仕上がりには「回転の上がりが早いので出足型。掛かりや乗り心地が良くて実戦向き」と胸を張った。スタートにも、スローなら「少し練習すればつかめそう」と自信を持っている。25日の4日目は5R3号艇、11R1号艇とスロー発進が見込める枠番。ここで結果を出し、準優の内枠を獲りに行く。

 3日目を終えて得点率1位に立ったのは4戦2勝の田村だ。舟足はトップレベルと言えないが、それでも中堅上位は十分にクリア。4日目12Rを勝てば予選1位が確定するだけに、1号艇のここは力が入るに違いない。2位タイの松井と鎌田も中堅以上の機力を引き出しており、仕上がりに大きな課題は見当たらない。

 得点上位勢で動きが目を引くのは瓜生、白井、山口、荒井。機力だけを考えれば、この4人は楽に予選を通過してきそうだ。準優ボーダーの18位近辺では坪井、重野、丸岡、湯川らの気配がいい。太田、浜野谷、峰は仕上がりこそ良くないが、内枠2走での勝負駆け。準優に滑り込んでくる可能性は否定できない。

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2011年11月25日のニュース