【エ女王杯】ダンシングレイン馬場入り回避の影響なし

[ 2011年11月13日 06:00 ]

<エ女王杯>厩舎周りを運動するダンシングレイン

 今年の英、独オークスを逃げ切ったダンシングレインは京都の芝コース外回りを1周。前半1300メートルはダクを踏み、後半600メートルは軽めのキャンターで流した。10日に両前脚に熱を持ち、馬場入りを控えたが、走り自体はスムーズ。大きな影響はなさそうだ。

 動きを見届けたハガス師は「トレーニングは終わっているので、きょうは少しだけ脚を伸ばす程度。イギリスを出発した時点でかなりいい状態だったから。輸送時間も長かったし、1日の休みはむしろいい休養になったと思うよ」と仕上がりに自信を見せた。

 その年の英オークス馬が勝てば、優勝賞金9000万円+褒賞金6300万円も加わる。「馬場はやや硬い印象があるが、この馬はうまく走れると思う。あとはムルタ騎手に任せるよ。どうしても、逃げなければ駄目という馬じゃないからね」と師はキッパリと結んだ。強力な同型馬不在。楽々と先行するようなら、そのスピードは脅威だ。

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2011年11月13日のニュース