【エ女王杯】イタリアン「スラッと」坂路12秒7

[ 2011年11月10日 06:00 ]

<エリザベス女王杯>イタリアンレッド(手前)は、僚馬のドナウブルーと坂路で併せる

 坂路に入ったイタリアンレッドはドナウブルー(3歳1000万)との併せ馬。軽快なフットワークでグングン飛ばして、4F52秒0~1F12秒7で併入フィニッシュ。それほど稽古駆けしないタイプだけに申し分のないタイムだ。「大一番だし、しっかり併せ馬をした。ますます良くなっている。走りそうな雰囲気があるよ」。いつもは慎重な石坂師がここまで語るのは珍しい。それだけの手応えがあるのだろう。

 「体形も変わってきた。以前は胴が詰まったような感じだったが、スラッとしてきた」。5歳の夏に本格化。サマー2000シリーズのチャンピオンに輝いただけではとどまらず、前走・府中牝馬Sを制して圧巻の重賞3連勝だ。前走のレース前には「アパパネと一緒に競馬できるだけで光栄」と控えめに話していた石坂師だが、今回は「外国馬のスノーフェアリーと競馬できるだけで光栄」と験を担ぐような言い回しで重賞4連勝をもくろむ。

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2011年11月10日のニュース