【みやこS】ダイシンオレンジ、存在感示す!

[ 2011年11月4日 06:00 ]

 【東西ドキュメント・栗東=3日】みやこSのダイシンオレンジが最も存在感を示せるのは、京都ダート千八ステージをおいてほかにない。朝の庄野厩舎、41歳の若き指揮官は井上に真摯(しんし)な目を向けた。「前走(エルムS4着)はそんなに太くなかったけど仕上がり具合がね。息の持ちが一息だった。でも去年の夏場よりはうまく過ごせた。1回使って稽古の動きも違ってきてる」

 昨年は夏休みの後、みやこS11着。休み明け3戦目の平安Sを制した。「ここ目標に今は平安Sの頃の状態に戻っている」とトレーナーは確信めいた口調だ。平安S後のフェブラリーS9着→アンタレスS11着は「厳しいレースの後だっただけに」と振り返る。したがって、その2戦と前走は度外視。「強い馬がいるけど、ウチには相性のいいところだしチャンスはあると思ってる」。馬房内のオレンジはキリリと引き締まったシルエット。狙うならここしかない。

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2011年11月4日のニュース