【天皇賞・秋】ミスターX ペルーサ能力G1級

[ 2011年10月30日 06:00 ]

 東京メーン11Rの天皇賞・秋(G1)はペルーサで勝負する。ここまでG1は5戦して勝ち星はないが、差のない競馬で能力の高さを見せてきた。3歳で挑戦した昨年の天皇賞は古馬の一線級相手に2着。出遅れる不利がありながら、直線だけで17番手から2着まで浮上した。しかも上がり3Fはブエナビスタを0秒5上回る33秒6をマーク。スムーズなら逆転も十分あったのではと思わせるほどの内容だった。その後のJC(5着)、有馬記念(4着)でも堅実に上位に食い込んでおり、能力は間違いなくG1級だ。4歳となって活躍を期待されたが、春は震災の影響もあってリズムに乗り切れなかった。だが、天皇賞・春(8着)以降は目標をスパッと秋に切り替えて、ここ目標にじっくり乗り込まれてきた。稽古では猛時計を連発し走れる態勢は整っている。馬体は一段とパワーアップし、まさに充実期に入ったと言える。父ゼンノロブロイ同様に4歳秋で一変しそうな雰囲気。眠っていた天才がようやく目覚めるか。

 馬単(8)から(4)(5)(7)(11)。

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2011年10月30日のニュース