【菊花賞】パテック闘志!岩田&西園師で大輪再び

[ 2011年10月22日 06:00 ]

<菊花賞>ラスト1冠獲りに燃えるサダムパテック

 サダムパテックがラスト1冠奪取に燃えている。春の時点ではクラシック最有力と目され、皐月賞では1番人気に支持されたほどの実力馬。皐月賞は2着に敗れたが、ゲートが一息で直線は前が壁になってスムーズさを欠いた。決して力負けではない。

 秋初戦のトライアルを使った後は10日間の短期放牧へ。「気持ちをリセットすることができて凄く落ち着いている。これなら折り合いも不安はない」と西園師は淀の3000メートルを攻略する手応えをつかんでいる。金曜は坂路を1本(4F69秒8)で駆け上がってからポリトラックコースを1周。「先週、今週と追い切りに乗った岩田君がめちゃくちゃいいと言ってくれた。これぐらいの人気なら気楽に乗れるだろうし楽しみ」。岩田―西園師コンビは昨年のマイルCSを13番人気のエーシンフォワードでV。「あの時もいいと絶賛していたんだよ」と指揮官。1年ぶりに京都で大輪を咲かせる。

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2011年10月22日のニュース