【富士S】アプリコット楽々51秒0!本格化一途

[ 2011年10月20日 06:00 ]

<富士S>坂路で追い切るアプリコットフィズ

 昨年の秋華賞3着の実力馬アプリコットフィズに本格化ムードが漂う。「富士S」の最終追いは小島良助手を背に坂路を単走で4F51秒0~1F12秒0。大きなアクションを起こすこともなく、楽々と好時計をマークした。

 小島太師は「京成杯AH(2着)の後の回復が早かったし、中間も十分にやってきたからね。きょうの動きは満足。何より、内面的にリラックスしているのがいい。この子は動きより精神的なものが大事だから」とにこやかに切りだした。

 3歳時はクイーンCとクイーンSを制した底力の持ち主。今年前半は不振が続いたが、前走で一変した。師は「この血統は奥手の面もあるからね。年を取って良くなるし、これから真価を発揮してくれるはず。広い東京コースは合うし、前走のようにしまいを生かす形がベストだね」と結果を出して、マイルCSに進むつもりだ。

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2011年10月20日のニュース