【デイリー杯2歳S】クラレント豪脚披露!無傷の重賞制覇

[ 2011年10月15日 16:00 ]

 15日の京都11R「第46回デイリー杯2歳ステークス」(G2、芝1600メートル・12頭・稍重)は、小牧太騎手騎乗で4番人気のクラレント(牡2=栗東・橋口厩舎、父ダンスインザダーク、母エリモピクシー)が優勝した。勝ち時計は1分34秒9。

 1番人気のダローネガがスタートから出遅れる展開で始まった。ゲンテン、メイショウハガクレがレースを引っ張り、アルベルトバローズ、マコトリヴァ―サルがその直後に続き、クラレントは中団、ダローネガは最後方からレースを進める。4角を回り、ダローネガが大外から先行勢をとらえにかかったが、先行したゲンテン、ハガクレが粘りを見せる。残り100mで内を突いたクラレントが先行勢をまとめて交わし、1着でゴールした。

 07年のキャプテントゥーレ、10年のレーヴディソールなどのG1馬、半兄のリディルを輩出した出世レースを快勝したクラレント。今後の飛躍を期待させる一戦となった。

 外から差を詰めたダローネガが半馬身差で2着、2馬身差の3着にはゲンテンが入った。

 ◆クラレント 2歳牡馬、父ダンスインザダーク、母エリモピクシー。北海道新冠町のノースヒルズマネジメント生産、馬主は前田晋二氏。戦績は2戦2勝、重賞初勝利。獲得賞金は4542万円。

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2011年10月15日のニュース