【秋華賞】マイネイサベル“キャベツ作戦”だ!

[ 2011年10月12日 06:00 ]

<秋華賞>運動に出るマイネイサベル

 ローズS2着のマイネイサベルが“キャベツ効果”でG1獲りを狙う。角馬場からCWコースを1周した後、大原助手は「先週の追い切り後は疲労を残さないように調整してきたが、きょうからは通常メニュー。落ち着きもある」と好感触を口にした。

 輸送や環境の変化に弱いタイプ。昨秋のファンタジーS後にはカイ食いが落ち、馬体を大きく減らした。そこで大原助手が目をつけたのが、人間の胃腸薬の成分にもなっているビタミンUを含むキャベツ。遠征時限定でカイバにキャベツを混ぜている。その効果はてきめん。大原助手は「ローズSも6キロ増だったけど、輸送続きで夏の成長分が吹っ飛んだ感じだった。でも今度は滞在で臨める。食べて、負荷をかけて、それで体重は増えている。上積みはある」と胸を張った。

 自分との闘いはクリア。あとは相手関係だ。中でもホエールキャプチャには過去5戦5敗。それでもローズSでは、初めてタイム差なしまで肉薄した。大原助手は「ホエールをどう倒すか。それが勝つための近道だと思う。相手はソラを使うところがあるので、ホエールを見る形で進めて、うまく出し抜けを食らわせられれば」とVシナリオを描いていた。

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2011年10月12日のニュース