【神戸新聞杯】気になる伏兵ナムラオウドウ

[ 2011年9月23日 06:00 ]

 【東西ドキュメント・栗東=22日】今週は月曜開催の関係でほとんどの馬が木曜追い。神戸新聞杯出走の2冠馬オルフェーヴルが坂路一番乗りでパワフルに駆け上がった。やはりいい。だが、井上はこの後、単走で来た伏兵ナムラオウドウが気になった。思いのほか良好。福島信師が口を開く。「きょうの馬場は時計が掛かっている。2週連続併せているから今週は単走。遅生まれ(5月30日)で兄と同じ成長力がある血統なんよ」。その全兄ナムラマースは札幌2歳Sと毎日杯を制した。弟は両前ソエなどに悩まされ未勝利脱出は今年7月初めの京都。前走小倉で2勝目をマークした。「この馬は実戦向き。菊に出られたら言うことないね」と目を細めた。

 井上は02年神戸新聞杯を思い出した。1着シンボリクリスエス、2着ノーリーズンの人気馬に続いたのは、11番人気“ナムラ”サンクスだった。

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2011年9月23日のニュース