【セントライト記念】パテック最後の1冠へ狂いなし!

[ 2011年9月15日 06:00 ]

<セントライト記念>岩田騎手を背に、坂路でキレのある動きをみせたサダムパテック

 「セントライト記念」組ではサダムパテックが坂路で気合満点の動き。ダービーで2番人気に推された素質馬が、初戦から結果を求めていく構えだ。

 サダムパテックは朝一番の坂路で、岩田を背に馬なり単走。しまいだけ軽く気合を付けられると、軽やかなフットワークでスムーズに加速した。最初の1Fは余裕しゃくしゃくに15秒1。続いて13秒9、12秒8でラスト1Fの時計はエラーだったが、伸びは抜群。西園師が満足げに切り出した。

 「上がりを伸ばすようにという指示だったので予定通りです。最後はエラーでしたが、岩田の感覚では12秒台前半。仮に12秒2だとすれば4Fが54秒0になるから十分でしょう」

 今年3走の最終追い切りの4F時計は弥生賞が53秒7、皐月賞時が52秒7、ダービーが51秒4と、いずれも今回より速い。それでいて「大丈夫」と言うのは、調整過程に秘密がある。

 「帰厩してすぐは落ち着きすぎていたので、先週まで3週連続で併せ馬をしました。これでスイッチが入ったから、今週は単走で十分と判断した。体つきも大人になったし、いつも一生懸命に走る馬だから、休み明けも心配ありません」

 残す課題は距離だ。フジキセキ産駒は芝の二千メートルを超える重賞で63戦して【05256】と未勝利。これについて指揮官は“やっぱりその質問が来ましたか”といった風情で口を開いた。

 「お母さんも短距離馬だったから、距離のことを言われるけど、この馬は母の父がエリシオで、脚長の体形。それに二千メートルの弥生賞も勝っているんですから」

 とにかく不安はないといった口ぶり。そして力強く締めのセリフを口にした。

 「結果を出して菊花賞にいきたい。オルフェーヴルに春の雪辱といきたいね」

 3冠最終戦に胸を張って挑むため、トライアルは必勝あるのみ。主役の座は譲れない。

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