【セントウルS】ヴァーゴウVへ小崎師は自然体

[ 2011年9月7日 06:00 ]

 【東西ドキュメント・栗東=6日】秋競馬の開幕。だがスプリント界の夏は終わっていない。サマースプリント王者の決定はセントウルSにまで持ち越された。ここを勝てば優勝となるのがエーシンヴァーゴウ。坂田が小崎師に取材すると、その質問が来たか!といった表情で意気込みを語った。「よく質問されるけど最終的にタイトルはついてくるもの。いい状態で出すことしか考えていないよ」と師はあくまでも自然体を強調した。

 今回は春の実績馬に加えて香港馬2頭も参戦。相手はさらに強化されるが、今の充実ぶりならチャンスはある。前走・北九州記念は牝馬でハンデ55・5キロを背負って3着。「最初の3Fが32秒台でも掛かり気味でコーナーまでハミをかんでいた。それでも最後まで踏ん張っていた」と指揮官が目を細める内容だった。「夏は牝馬」の格言通り、坂田は最終戦も牝馬が大暴れする予感がした。

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2011年9月7日のニュース