【キーンランドC】カレンチャン横綱相撲で重賞3連勝

[ 2011年8月28日 16:10 ]

 第6回キーンランドカップ(28日・札幌11R芝1200メートル・良16頭、G3)は1番人気で池添騎手騎乗のカレンチャン(牝4=安田)が優勝。勝ち時計は1分08秒6で、池添騎手、安田調教師ともに本走初勝利となった。なお、8枠16番オリオンスターズは松岡騎手の落馬負傷により松田騎手に乗り替わりとなった。

 各馬ほぼ出揃ったスタート。ハナ争いは熾烈で、アンシェルブルー、シャウトライン、サープラスシンガー、パドトロワとなって、カレンチャンもこの争いの中に加わった。

 序盤は、先団4、5頭横一線で引っ張る展開も、徐々にサープラスが出を窺ってハナに代わる。前がやり合い前半3Fは33秒ちょうどと過去5年と比べても最も速く厳しい流れに。中団にはジョーカプチーノらが位置し、早くも3、4コーナーから直線へ。

 厳しいペースを前々で運んだカレンチャンは、抑えきれない手応えで直線を向いた頃には既に先頭へ躍り出ていた。こうなってくると後方で脚を溜めていた馬が有利にも見えたが、そんな不安を一蹴するスピードで直線を駆け抜け、カレンチャンがそのまま押し切ってV。後続も振り切って4連勝で重賞3連勝を達成。最後は、外から良く追い込んだビービーガルダンと、粘ったパドトロワにやや詰め寄られたが、目下の充実ぶりを示す完勝を見せた。

 サマースプリントシリーズ第4戦を制しシリーズチャンピオンに王手をかけたカレンチャン。最終戦となるセントウルSの結果に、勝負の行方は委ねられるが、この破竹の勢いは間違いなくスプリント界今夏ナンバー1。成長したカレンチャンが、この秋のG1戦線でどんな走りを見せてくれるのか期待が高まるところとなった。

 クビ差の2着に6番人気のビービーガルダン、そこからハナ差の3着には4番人気のパドトロワが入線した。 

 ◆カレンチャン 4歳牝馬 父クロフネ、母スプリングチケット。社台ファーム生産。馬主は鈴木隆司氏。戦績は11戦7勝。

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