【長岡S】3歳牝馬強し!ステディー古馬撃破V

[ 2011年8月20日 16:15 ]

 20日の新潟11R「長岡ステークス」(3歳上1600万下・ハンデ・芝1400メートル・良)は、 3番人気で大野騎手騎乗のニシノステディー(牝3=尾形)が優勝した。勝ち時計は1分21秒0。

 スタートはミクロコスモスが出遅れた以外はほぼ出揃った。ハナ争いを押してティアップハーレーが制すと、エイシンパンサー、ニシノステディー、マイネショコラーデ、チャームポットと続いて向正面を進んでいった。

 出遅れたミクロは後方2番手を進んで3コーナーヘ。ティアップがスローペースで引っ張ったため前半1000メートルは57秒8。馬群はそれほど縦長にはならず、直線へと先団が入っていった。

 逃げ粘るティアップの脚色はまだ鈍らず、馬場の3分どころを通ってエイシン、ステディーなどが良い手応えを見せる。残り100メートルでエイシンがティアップを捕らえ抜け出すが、外からステディーも食い下がる。勝負の行方は、この2頭の接戦に持ち込まれ、最後に斤量差をフルに生かしたステディーが差し切ってV。このところ重賞でも活躍が目立つ3歳牝馬勢で、ステディーもこれに続いて古馬を見事に封じた。

 1番人気に推されたミクロコスモスは、上がり最速をマークして追い込んだものの痛恨の出遅れが響き9着に敗れた。

 アタマ差の2着にエイシンパンサー、そこから1馬身1/2差の3着にティアップハーレーが入った。

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2011年8月20日のニュース