【北九州記念】ミステリー人気馬2頭を外から一蹴!重賞初V

[ 2011年8月14日 16:40 ]

 第46回北九州記念(14日・小倉11R芝1200メートル・良16頭、G3)は8番人気で北村友騎手騎乗のトウカイミステリー(牝5=安田)が優勝。勝ち時計は1分07秒2。北村友騎手、安田調教師ともに本走初制覇となった。

 好スタートは、ユメイッポとメモリアルイヤー。しかし、内から押してテイエムオオタカがハナを奪いきると、メモリアル、エーシンヴァーゴウ、テイエムキューバ、シゲルキョクチョウ、ヘッドライナーも付いて行った。

 前半の3Fは32秒4。このレースとしてもやや早めの淀みのない流れとなり、テイエムオオタカ、メモリアル、ヴァーゴウ、ライナー、ポジションを押し上げたエーシンリジルらが広がって4コーナーを回った。

 直線半ばを迎えても粘るテイエムオオタカに、ヴァーゴウが外から抜け出す勢いを見せるも、内からリジルも迫る。この3頭が激しい叩き合いを演じているところへ、4コーナーを中団で通過したトウカイミステリーが馬場の真ん中を鮮やかに伸びて差を詰める。ヴァーゴウとの叩き合いを制したリジルを、ミステリーが1/2馬身交わしたところでゴール。初重賞制覇とともに、サマースプリントシリーズ第3戦制覇を飾った。 

 1/2馬身差の2着に2番人気のエーシンリジル、そこからクビ差の3着には1番人気のエーシンヴァーゴウが入った。

 ◆トウカイミステリー 5歳牝馬 父キングカメハメハ、母タイキミステリー。平野牧場生産。馬主は内村正則氏。戦績は22戦6勝。

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2011年8月14日のニュース