【関越S】レジェンドの千八伝説続く…完勝V!

[ 2011年8月6日 16:25 ]

 6日の新潟11R「関越ステークス」(3歳上オープン・ハンデ・ダ1800メートル・良)は、2番人気で北村宏騎手騎乗のミラクルレジェンド(牝4=藤原英)が優勝した。勝ち時計は1分50秒0。

 最内枠からト―ホウオルビスが好スタートを決めハナを奪うと、隊列はスンナリとオウロプレット、ウインペンタゴン、ミラクルレジェンドらが続く形に決まった。1番人気に推されたインバルコはダッシュが付かず後方追走となった。

 向う正面に入ると、オルビスが引っ張るよどみないペースで馬群はやや縦長になり、1000メートル標識を59秒8で通過した。徐々に位置を押し上げて行ったインバルコが、おっつけながら5番手で3、4コーナーを回り直線勝負になった。

 直線を向いてインバルコは早くも手応えが怪しくなり失速。オルビスの逃げも苦しくなり、外からペンタゴン、レジェンドが凄い勢い。ここからは2頭の叩き合いに。しかし、最後は残り100メートルを切ってさらにもう一伸びの地力を見せたレジェンドが、内のペンタゴンを競り落とし1着でゴール。ハイペースのレースを好位から運び、上がり最速の脚で押し切る完勝を収めた。
 レジェンドはこの距離では、これで6勝2着1回と抜群の安定感。全7連対を1800メートル戦で上げる”千八の鬼”がここでも強さを見せた。

 インバルコは、58キロを背負って外々を回される展開がこたえたか、直線ではすでに脚が残っておらず馬群にのまれ9着に沈んだ。

 1馬身3/4差の2着にウインペンタゴン、そこから3馬身差の3着にナニハトモアレが入った。

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2011年8月6日のニュース