【西部スポニチ賞】ミキノバンジョー末鋭く11秒4

[ 2011年7月28日 06:00 ]

 西部スポニチ賞の追い切りが27日に行われ、ミキノバンジョーはポリトラックコース単走。前走から中1週とあって馬なりだったが、状態の良さを感じさせる動き。鞍上がしまいに仕掛けると、鋭く反応してラスト1F11秒4をマークした。手綱をとった太宰は感触の良さを伝えた。

 「自分からハミをとってしっかり走れていました。しまい重点だったことを考えてもいい動きでした」

 5カ月ぶりだった前走はシンガリ負け。マイナス16キロと馬体が大きく減っていたことに加えて、最内枠で荒れた馬場を通らされたことが応えた。大橋師は「悪いことがすべて重なった」と振り返る。久々を叩いた今回は反撃必至。「馬体重が鞍をつけて500キロぐらいに戻ったし、動きもよくなっているからね」とトレーナーは巻き返しに燃えている。昨年このレースを制した4歳馬が降級2戦目で本領を発揮する。

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2011年7月28日のニュース