【中山新馬戦】サトノプレジデント“古馬以上”

[ 2011年7月7日 06:00 ]

シーズンズベスト(手前)と併せ追い切るサトノプレジデント

 中山土曜5R(芝1600メートル)でデビュー予定の期待馬サトノプレジデント(牡=藤沢和、父シンボリクリスエス、母ダンスインザムード)が6日、美浦芝コースで追い切られ、古馬相手に互角以上の動きを披露した。併せたシーズンズベスト(4歳500万)を4馬身後方から追いかけ、直線でインに入ると一気に並びかけて余裕の併入に持ち込んだ。時計は5F63秒8~1F12秒0をマーク。動きを見守った藤沢和師は「評判通りいい走りをするね。この時季の2歳としてはこれで十分。クリスエスの子でも馬体はそんなに大きくないし、いい雰囲気を持っている」と好感触だった。

 手綱を取るのは49歳のベテラン・田面木。先週のラジオNIKKEI賞ではコンビを組むはずだった2戦2勝のエポワスが左肩ハ行で出走取り消し。その分まで、厩舎ゆかりの良血馬をきっちり勝ち上がらせる。

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2011年7月7日のニュース