【七夕賞】アニメイト、後藤の“壮行V”だ!

[ 2011年7月7日 06:00 ]

ウッドチップコースで追い切るアニメイトバイオ

 後藤がまたがったアニメイトバイオはWコースで単走。長めから直線で力強く追われ、6F83秒0~1F12秒6を刻んだ。躍動感十分の動きに主戦は「いい負荷をかけることができた。至って順調で、上々の雰囲気をキープ。前走56キロからハンデ55キロになるのも良さそう」と前向きだ。

 後藤は今週の競馬に乗った後、12日に離日して米東海岸に向かい、約2カ月間、現地で競馬漬けの日々を送る。昨年のオークス騎乗以降、アニメイトにほれ込んできた後藤だがしばしの別れ。何としてもローズS以来の重賞Vをプレゼントしたい気持ちは大きい。「一気に逆転できるほど甘くはないだろうが、この馬の直線の脚を信じたい」と決意を明かした。

 現地で後藤を受け入れるのはW・ワード厩舎。英国で最も権威あるロイヤルアスコット開催で米調教馬初勝利を挙げるなど東海岸トップクラスの名門。ここを拠点にモンマスパーク競馬場(07年ブリーダーズC開催)などで騎乗する。「初めての米遠征(96年)は何も持っていない状態だった。ある程度身にまとった今、自分がどれだけできるかを確認したい」。覇気に満ちた後藤をアニメイトバイオは、きっと快勝で送り出してくれることだろう。

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2011年7月7日のニュース