【帝王賞】ファルコン９馬身差の圧逃！エスポを完全撃破

＜帝王賞＞９馬身差の圧勝でレースを制したスマートファルコン

　上半期の古馬ダート頂上決戦「第３４回帝王賞」が２９日、大井競馬場（２０００メートル・良）で行われ、断然の１番人気に推された武豊騎乗のスマートファルコン（牡６＝小崎）が優勝。０９年、１０年のＪＲＡ最優秀ダートホース・エスポワールシチーとの初対決を制し、昨年のＪＢＣクラシック、東京大賞典に続くＧ１・３勝目を挙げた。勝ち時計は２分１秒１。

　レースはスマートファルコンが堂々とハナを切ると、エスポワールシチーも離されず３番手を確保し１コーナーへ。向こう正面半ばでエスポワールシチーが２番手にポジションを押し上げるが、スマートファルコンと馬体を併すには至らず。直線は逃げるスマートファルコンが後続を突き放す一方で９馬身差の圧勝だった。

　２着にエスポワールシチー、３着にバーディバーディが入り人気どおりの決着となった。

　払戻金は単勝が１２０円、枠複は（６）―（８）で１４０円、枠単は（６）―（８）で１８０円、馬複は（６）―（１１）で１４０円、馬単は（６）―（１１）で１９０円、３連複は（１）―（６）―（１１）で１５０円、３連単は（６）―（１１）―（１）で２９０円、ワイドは（６）―（１１）が１００円、（１）―（６）が１４０円、（１）―（１１）が１５０円。