【セントジェームズパレスS】ボス大敗8着…矢作師は雪辱誓う

[ 2011年6月15日 06:00 ]

<セントジェームズパレスS>直線で失速し8着に終わったグランプリボス(沢田康文特派員提供)

 14日(日本時間同日深夜)に英国アスコット競馬場で行われたG1セントジェームズパレスSに日本から挑戦したグランプリボス(牡3=矢作)は、ブービーの8着と敗れた。圧倒的1番人気に支持された昨年の欧州最優秀2歳牡馬フランケルが直線早めに抜け出し優勝、デビューから無敗の進撃を「7」に伸ばした。

 矢作師は「今年はアスコットが開設300周年だからぜひ出たい」と意欲十分に海を渡った。そしてもう一つ、欧州の3歳トップマイラーが集う一戦を制すれば、グランプリボスの種牡馬としての価値が上がるという狙いもあった。だが、結果は厳しいものだった。スタート直後は2番手につけたものの、最後の直線では脚が上がって失速、後方で流れ込むだけだった。

 矢作師は「現地での調整はうまくいっていたと思ったが…精神面かな。悔しい。でも、またこの場所に戻ってきます」と雪辱を誓った。今後は日本に帰国して、秋はスワンS→マイルCSのローテーションが有力。力をつけて再び世界に挑戦する日を楽しみに待ちたい。

 ▼デムーロ レース前はリラックスしていて状態は良さそうだったが…。スタートも決まり最初の2Fは良かった。途中、フランケルの後ろについていこうと思ったが、馬が反応しなかった。レースに参加していなかったという感じ。アスコットは初体験だったからね。

 ▽セントジェームズパレスS 英国王室が主催するロイヤルアスコット開催で行われる伝統のG1レース。3歳牡馬限定の芝8ハロン戦で、日本のNHKマイルCに近い位置付けの欧州3歳最強マイラー決定戦。日本になじみのある優勝馬としては93年キングマンボ、02年ロックオブジブラルタルなどがいる。

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