“目玉候補”セトブリッジ、注目度ナンバー「1」

[ 2011年6月9日 06:00 ]

 【東西ドキュメント・栗東=8日】ダービーが終われば2歳…が競馬の暦。緑地に白字の栗東2歳馬調教ゼッケンで、栄えある1番が森厩舎のセトブリッジだ。「2歳馬の取材が増えた。セトブリッジはよく聞かれる」と徳江助手。それも当然。この馬、ゼッケン1も込みで実に目立つ。早々に入厩して乗り込み、5日に坂路4F51秒1。8日はウィリアムズが騎乗しての併せ馬で、古馬に遅れはしたもののCWコース6F79秒5と破格の時計が続く。次週、新馬戦(阪神芝1600メートル)の目玉候補だ。

 それでも「確かに時計は出ているが2歳馬のことだから。水準以上は間違いないけど…」と徳江助手は意外にも慎重。厩舎の先輩馬キャプテントゥーレがデビュー前にやはり坂路51秒台。新馬で人気を集めて8着という過去があり「あまり強気になるのも」という配慮だが「もちろん期待はしています」。新馬戦の着順がゼッケン通りとなるか。

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2011年6月9日のニュース