【安田記念】ジョーカプチーノ“試練”なんの!

[ 2011年6月4日 06:00 ]

外寄り16番となったジョーカプチーノ

 2度目のG1制覇に挑むジョーカプチーノには試練の外枠かもしれない。2年前のNHKマイルC優勝時は3番。しかし、今回は一転して外寄り16番になった。中竹師は「(ゲート後入れの)偶数枠はいい材料。ただ、外枠で前に壁をつくれないと折り合いは難しい。ポンと出れば行っちゃうかも…。そのあたりは祐一に任せる」と鞍上・福永に託している。

 この日は角馬場でじっくりと乗り込んだ。体に張りもあって気配は上々だ。師は「確実に体調は良くなった。本質的にはスプリンターかもしれないが、東京マイルはG1を勝ったコース。最初の400メートルをいかに力まず走るかがポイントでしょう」と勝敗の分岐点を挙げる。

 陣営が願っていた良馬場が濃厚。自慢のスピードを生かす舞台は整いそうだ。2度目の騎乗となる福永は「前走は折り合いが課題と思っていたが、調教よりレースの方が乗りやすかった。1200メートルを使った直後の1400メートルでも我慢ができたし、マイルでもいい競馬ができると思う」と確かな感触をつかんでいる。

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2011年6月4日のニュース