【日本ダービー】ミスターX オルフェ軸不動で相手2頭

[ 2011年5月29日 06:00 ]

 東京メーン11Rは、3歳世代の頂点を決めるダービー(G1)。08年に生まれたサラブレッド7458頭の頂点を目指して、選び抜かれた18頭が集結した。

 三冠・第1弾の皐月賞の前から「混戦」と言われていた今年のクラシック戦線。だが、終わってみれば、4番人気のオルフェーヴルが3馬身差の快勝。しかも今年の皐月賞は東日本大震災の影響により、中山から東京に移して開催。紛れの多い中山と違い、力勝負になりやすい東京での勝ち方は素直に評価するべきだ。

 過去に皐月賞が東京で行われたのは6回。その時の皐月賞馬のダービー成績は【2121】ときっちり結果を残している。今年も皐月賞馬中心は揺るぎない。

 本命◎はオルフェーヴル。相手には皐月賞でオルフェーヴルに次ぐ末脚を発揮した4着デボネア、6着ロッカヴェラーノを挙げる。皐月賞の最終コーナーでの2頭の位置取りは16、14番手。さすがに後ろすぎた。もう少し道中でスムーズに運べていれば、もっと差は詰まっていたはすだ。折り合い面に不安のないこの2頭は、距離延長も歓迎。ゆったり流れるこの距離で、中団辺りでうまく流れに乗れれば、逆転も狙えるとみた。

 馬単(5)→(11)(13)、(11)(13)→(5)

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2011年5月29日のニュース