【ヴィクトリアM】アパパネ“ブエナ撃破”手応え

[ 2011年5月15日 06:00 ]

ヴィクトリアMへ準備を整えたアパパネ

 アパパネが準備万全で世代交代に挑む。土曜朝は坂路を2本。最終調整を見届けた国枝師は「順調だよ。何もない。それが一番」と納得の表情をつくった。1本目はゆっくりと4F76秒7で上がり、2本目は15~15で4F61秒3。師は「1本目にゆったり行けるくらいだから馬は落ち着いている。道中もいい感じだった」と好感触をつかんでいた。

 注目されるブエナビスタとの初対決。師は勝算について言及することは避けたが「両方がいい競馬をした上でどっちが強かったというレースがいい。やれることは十分やった」と胸を張って愛馬を送り出す。早くから今春の最大目標に掲げてきた一戦。「マイルは競馬もしやすいし調整も楽」と話す師の口ぶりには確かな手応えが感じられた。

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2011年5月15日のニュース