【青葉賞】ミスターX ギュスターヴ今度こそ決める

[ 2011年4月30日 06:00 ]

 東京メーン11Rは、2着までに優先出走権が与えられるダービートライアル・青葉賞(G2)。本番と同じ東京芝2400メートルの舞台に、今年も有力馬が集結した。94年に重賞に格上げされて以降の過去17回で、1番人気は10勝、2番人気は3勝、3番人気は2勝と上位人気馬の活躍が目立つ。特に97年以降の勝ち馬は全て3番人気以内。力のある馬がその能力を発揮しやすい舞台なのだ。

 本命◎はギュスターヴクライ。重賞初挑戦だった前走・弥生賞でも、勝ち馬サダムパテックとは0秒1差の6着。前残りの展開で流れは向かなかったが、直線で鋭く追い込んであと一歩のところまで詰め寄った。上がり3Fは勝ち馬と同じ34秒2をマーク。重賞級の素質を秘める。

 その前走から距離は400メートル延びるが、2走前にこの舞台でV。未勝利を勝ち上がったのも2200メートル戦だった。人気馬が距離に不安をかかえる中、この距離に実績があるのは心強い。

 鞍上の内田も「引っ掛かるタイプじゃないし、乗りやすい。距離は延びた方がいいね」と感触をつかんでいた。皐月賞出走は惜しくもかなわなかったが、得意な舞台で今度こそ決める。

 馬単(13)から(9)(10)2点勝負

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2011年4月30日のニュース