Mマックイーンなど輩出 メジロ牧場 事業継続困難で閉鎖 

[ 2011年4月28日 13:40 ]

 中央競馬で活躍したメジロマックイーンなど、多くの名馬を輩出したメジロ牧場(北海道洞爺湖町、伊達市)の北野雄二代表は28日、事業継続が困難として、5月20日をめどに同牧場を閉鎖すると発表した。

 「メジロ」の冠名で知られる同牧場は1967年に開場。生産、育成した競走馬の馬主を務めるオーナーブリーダーとして、86年の3冠牝馬メジロラモーヌ、91、92年の天皇賞・春を連覇したメジロマックイーン、G15勝の名牝メジロドーベルなどを手掛けて一時代を築いたが、近年は成績不振だった。

 事業の譲渡を決めた北野代表は「競馬で勝つこと以外に収入源がなかった牧場にとっては、経営は大変なものがあった。一生懸命やってきたが、現状では致し方ない」と話した。

 現在所有する現役競走馬などは譲渡、名義変更される見込み。

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2011年4月28日のニュース