世界のG1馬輩出…名種牡馬サドラーズウェルズ死亡

[ 2011年4月28日 06:00 ]

 英国・アイルランドのチャンピオンサイアーに史上最多の14回輝いた名種牡馬サドラーズウェルズが26日、アイルランドのクールモアスタッドで老衰のため死んだ。30歳だった。

 サドラーズウェルズは現役時代にG1・3勝を挙げたが、名をはせたのは種牡馬入りしてからで、モンジューやガリレオなど世界中でG1馬を輩出。父系ばかりか母系に入っても多大な影響力を発揮し、母の父としてはワークフォースやエルコンドルパサーなどを送り出した。日本での産駒の重賞勝ちは96年スポニチ賞ステイヤーズSを制したサージュウェルズの1勝だけだった。

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2011年4月28日のニュース