【アンタレスS】田辺&ゴルトブリッツ重賞初V!

[ 2011年4月25日 06:00 ]

<アンタレスS>重賞初勝利を挙げたゴルトブリッツ(左)

 京都メーンの11R・アンタレスSは3番人気のゴルトブリッツが好位から堂々と押し切った。デビュー10年目の田辺と共に重賞初制覇を飾った。

 好位のインを手応え良く追走。直線に向いて楽に抜け出すと、追いすがるワンダーアキュートに1馬身3/4差をつける完勝だ。田辺は「ハナを切らなくても競馬ができるようになったのが大きい」とまずは精神面の成長を強調する。前に行ってなお、上がり3Fはメンバー中最速の35秒7。「最後は後ろから強い馬が来るとは思ったけど、こっちも脚は上がっていなかったし余裕があった」と振り返った。「どこかのタイミングで重賞を獲れれば…と思っていたのでうれしいです」と喜びをかみしめた田辺。馬も中央未勝利でホッカイドウ競馬に転出、その後、再入厩し重賞Vまで上り詰めた。ようやく花開いた人馬の今後の飛躍が大いに楽しみだ。

 ◆ゴルトブリッツ 父スペシャルウィーク 母レディブロンド(母の父シーキングザゴールド) 牡4歳 栗東・吉田厩舎所属 馬主・キャロットファーム 戦績13戦6勝(うち中央10戦4勝) 総獲得賞金7979万5000円。

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2011年4月25日のニュース