【皐月賞】プレイで4年前の雪辱を

[ 2011年4月14日 06:00 ]

ジェネラルノブレス(左)と併せ追い切るプレイ

 【東西ドキュメント・美浦=13日】皐月賞の注目馬プレイの1週前追いを見届け、取材に向かおうとした浜田。調教スタンドの外に出た瞬間、携帯から緊急地震速報のアラームが鳴り、スタンド全体がガタガタと音を立てて揺れた。昼夜問わず余震が続く状況だ。

 そんな中でもプレイは意欲的な調教を消化。6Fから加速し、直線もいっぱいに追われて併入した。「先週は前半を抑えて瞬発力を生かす形。今週は長めから追って持久力を試した。腰が強くなったので、いろいろなことを試せる」。斎藤師を囲む報道陣の輪に、途中から松岡も加わる。「開幕週の東京なら早めスパートが理想」と話した師に「ベストを尽くします」と即答した鞍上。4年前の皐月賞ではサンツェッペリンで鼻差2着の悔しさを味わった2人。「いろんな思いがあって、またこのコンビで出走できるのは幸せ」。師の言葉から熱い思いが伝わってきた。

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2011年4月14日のニュース