【桜花賞】ミスターX マルセリーナが3歳牝馬主役

[ 2011年4月10日 06:00 ]

 阪神メーン11Rは牝馬3冠の第1弾・桜花賞(G1)。圧倒的なパフォーマンスを見せつけてきたレーヴディソールの離脱で、一気に混戦ムードが漂うが…。

 舞台は阪神の外回りコースで行われるマイル戦。外回りコースで開催されるようになった07年以降、力差が比較的はっきりと出るようになった。

 過去4回で08年を除けば、連対馬の人気は07年(3、1)、09年(1、2)、10年(1、3)。カッコ内の数字は人気。

 3番人気以内の人気馬同士で決着している。道中のペースが緩みやすく、直線での激しい追い比べになりやすい。展開に有利不利はなく、最後は地力が求められるレースが目立つ。今年はホエールキャプチャ、マルセリーナ、ダンスファンタジアの3頭が人気を集めているが、これまでのマイル戦で見せた3頭のパフォーマンスから、信頼できる人気馬と言える。

 中でも◎マルセリーナはキャリア3戦と経験は浅いが、秘めた素質は相当なもの。2走前のシンザン記念は牡馬相手に3着に敗れたが、上位2頭のその後の走りを見れば、いかにハイレベルな一戦だったかが分かる。1着レッドデイヴィスは毎日杯を制覇、2着オルフェーヴルはきさらぎ賞3着→スプリングSで重賞V。レーヴのいない、牝馬同士の戦いなら即通用可能。後方一気で乱桜を断ち切る。

 馬単(8)から(4)(16)の2点

続きを表示

2011年4月10日のニュース