【大阪杯】ヒルノダムール レコードで重賞初制覇

[ 2011年4月3日 15:52 ]

 「第55回大阪杯」(G2、芝2000メートル)が3日、阪神競馬場で行われ、藤田伸二騎手騎乗のヒルノダムール(牡4=昆、父・マンハッタンカフェ、母・シェアエレガンス)が、好位置につけて直線粘り切り、1番人気に応えて初の重賞制覇を果たした。タイムは1分57秒8のレコードだった。

 レースは前半1000メートルが59秒3の平均ペース。縦長の展開が3コーナーまで続いた。4コーナーに向かって後続が加速。中団に控えていたヒルノダムールも直線に入ると馬群を割って一気にスピードアップし、先頭に立ったが、そこへ外から追い込み勢が襲いかかった。

 それでもヒルノダムールは、猛追したダークシャドウをぎりぎりハナ差しのぎ1着ゴールイン。3着はエイシンフラッシュだった。

 ヒルノダムールは13戦目で初の重賞制覇。昨年の皐月賞の2着、鳴尾記念2着などのうっぷんをレコード勝ちで晴らした形だ。

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2011年4月3日のニュース