初騎乗初Vの嶋田 今週は土日8鞍に騎乗

[ 2011年3月11日 06:00 ]

2勝目を狙う新人騎手の嶋田純次

 先週土曜の中山1Rでいきなり初騎乗初Vと“持ってる”ところを見せつけた新人の嶋田純次(18=手塚)。今週は土日で8鞍に騎乗し、その勢いから目が離せない。

 「最高のスタートが切れました。実戦は調教と違って周りに馬がいて自分から走ってくれる感じ。馬のやる気が違いましたね」と初騎乗を振り返る。勝利後の検量室では目標とする先輩・松岡が付きっ切りでサポートする姿があった。「とにかく人間性が素晴らしいと思います。レースでの積極的な騎乗も見習っていきたい。トレセン実習の時には毎週木曜に残って木馬を教えて頂きました」と尊敬の念を抱く。レースには手塚師、松岡からプレゼントされた鞍とブーツを身に着けて臨んだ。

 「(自分でも“持ってる”と思う?)持ってますよ。だって手塚厩舎に所属できたんですから」と言い切るほど、厩舎スタッフに対して全幅の信頼を置いている。今後は「とにかく同期よりも勝ちたい。30勝以上を目指して、新人賞を獲りたいですね」と意気込む。先週土日の両1Rでは1、3着ときっちり馬券に絡む活躍を見せた。今週も午前中から“嶋田旋風”を巻き起こしてくれそうだ。

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2011年3月11日のニュース