弟に続いた!村上義弘が日本選手権初V

[ 2011年3月6日 19:12 ]

優勝しガッツポーズする村上義弘(右)

 競輪の第64回日本選手権(G1)最終日は6日、名古屋競輪場で決勝(6周、2425メートル)を行い、村上義弘(京都)が3分37秒0(上がり11秒5)で初優勝し、賞金6600万円とグランプリ(12月)の出走権を得た。2003年のオールスター以来となるG13勝目で、昨年優勝の弟博幸(京都)に続く兄弟制覇を果たした。

 残り2周の仕掛けどころで市田佳寿浩(福井)が長塚智広(茨城)=失格=と接触して落車する波乱の展開。鈴木謙太郎(福島)が先行する3番手にうまくはまった村上義は残り半周すぎから豪快にまくって快勝した。2着に村上義を追走した山口幸二(岐阜)、3着に兵藤一也(群馬)が入った。

 ▼村上義弘選手の話 うれしいし、幸せです。(昨年に)弟が勝ったのも刺激になった。家族をはじめ支えてくれたファンに感謝の気持ちでいっぱいです。

 ▽決勝2425メートル(6周=先頭固定)(1)村上義弘(京都)3分37秒0(上がり11秒5)(2)山口幸二(岐阜)3/4身(3)兵藤一也(群馬)1/8輪(4)松岡貴久(熊本)2身(5)山内卓也(愛知)3/4身(6)鈴木謙太郎(福島)3/4輪(7)太田真一(埼玉)大差(8)市田佳寿浩(福井)=落車再入、長塚智広(茨城)=失格

 ▽枠連複 (1)―(3)560

 ▽枠連単 (3)―(1)630

 ▽車連複 (1)―(3)570

 ▽車連単 (3)―(1)620

 ▽3連複 (1)―(2)―(3)2720

 ▽3連単 (3)―(1)―(2)4650

 ▽ワイド (1)―(3)280 (2)―(3)550 (1)―(2)1400

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