坂口大師「孝行弟子やね」有終Vに師弟で涙

[ 2011年2月28日 06:00 ]

管理馬・ピサノプレミアムを勝利に導いた浜中騎手(左)と抱き合って涙する坂口正大調教師

 阪神では、28日に定年を迎える坂口大師が有終Vを決めた。8Rでピサノプレミアムが1番人気に応えて完勝。騎乗した愛弟子・浜中は下馬すると師匠の胸で泣き崩れた。坂口大師も「やってくれた。孝行息子ならぬ孝行弟子やね」と感慨深げ。阪神12Rはシュテルンターラー9着。「無事にきょうを迎えられてホッとしています。引退することはあらかじめ分かっていましたので、寂しい気持ちや名残惜しい気持ち、やり残したこともなくスッキリしています」と調教師生活を締めくくった。

 また、同じく引退する高橋成師は阪神7Rケイエスショークン16着、野元師は12Rマイネルセラーノス10着だった。小倉では吉岡師が9R出走のファイナルパンチで見事勝利。須貝彦師は10Rリバートップガン15着が最後のレースとなった。

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