オーストラリアの“女ディープ”にホレボレ

[ 2011年2月25日 12:47 ]

ライトニングSのパドックを周回するブラックキャビア

 ウマドル・桜井聖良が国境を越え、オーストラリア競馬のレポートにチャレンジした。最初にピックアップしたのは、現地で9戦無敗のスプリント女王ブラックキャビアだった。19日に行われたG1ライトニングSを観戦し、彼女の強さをレポートした。

 こんにちは、桜井聖良です。実は今年の1月からオーストラリアに留学しています。そこで、今回は趣向を変えて豪競馬の情報をお届けしますね!

 私の豪競馬初体験は2月19日(土)でした。直線G1「ライトニングS」(芝1000メートル)がメーンレースです。メーンがこちらでは土曜日に行われるんですよね。

 会場は、メルボルンC(こっちの競馬のお祭り)の場所となるフレミントン競馬場。デビューから8連勝中のスプリント女王ブラックキャビア(Black Caviar=牝4)が参戦するとあって、彼女の旗をもったファンでいっぱいでした。

 人気の秘けつは圧倒的な強さ。無敗の8連勝だけでもものすごいのに、勝ち方がいつも半端じゃない!観た者全てを魅了させてしまう走りは、日本で言えば“女性版ディープインパクト”といったところかな?

 絶対女王ですが、一度だけ危うい勝ち方をした時があったそうです。スタートでつまづき、前肢の腱に故障が発生した時だそうです。それでも走り続けて白星までもぎとってしまった。

 故障した状態でレースを完走…。このエピソードを知ったとき、私は少しゾッとしました。無敵の強さが“諸刃の剣”となりかねないからです。強いお馬さんだからこそ悩みもまた大きものですね。

 話をライトニングSに戻しましょう。ブラックキャビアがあっさりデビューからの連勝を9に伸ばしました。スタートが少し悪かったにも関わらず、500メートル付近で先頭へ。持ったまま後続を突き放し、最後は流してゴールイン!3馬身1/4差の完勝でした。

 他のお馬さんも弱いわけではありません。周りが必死に追い上げる中、ムチを一度も使わず、まるでG1が公開調教に見えてしまいました。あまりの強さに、自然と拍手をしてしまいました。

 オーストラリア競馬史上に残るような名牝を生で見られるなんて!すごくいいタイミングでこっちに来た気がします。それでは、またメルボルンから競馬の模様をお伝えしますね!(馬バカのウマドル 桜井聖良)

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