【クイーンC】ホエール完勝!雪辱胸にいざ桜の舞台へ

[ 2011年2月13日 06:00 ]

<東京11R・クイーンC>直線半ば先頭に立ったホエールキャプチャ(右)がそのまま押し切る

 東京競馬場で行われた3歳牝馬のG3「第46回クイーンC」は、2番人気ホエールキャプチャが直線半ばで先頭に立ち、そのまま後続を振り切って完勝した。

 阪神JF2着の実力を存分に発揮した。好位4番手グループで折り合うと、直線は次元の違う加速で一気に馬群から抜け出した。「久しぶりのレースで少しカリカリしていたが何とか我慢してくれた。スタートも決めて、しっかりいい位置を追走できた」と池添。「最後は横綱競馬をしようと思い早めに抜け出した分、ソラを使う形になったが着差以上に強い内容。期待通りに結果を出してくれた」と満足そうに振り返った。

 次走はもちろん桜花賞(4月10日、阪神)。阪神JFで惜敗したレーヴディソールとの再戦が待っている。「池添君も同じ気持ちだが、あの馬とやるまでは負けられないと思っていた」と田中清師。「本番の2、3週前に栗東に入厩して臨みたい」とプランを明かし「まだ勝負付けは済んでいないから」と桜の舞台でのリベンジに力を込めた。

 ◆ホエールキャプチャ 父クロフネ 母グローバルピース(母の父サンデーサイレンス)牝3歳 美浦・田中清厩舎所属 馬主・嶋田賢氏 生産者・北海道新ひだか町千代田牧場 戦績6戦3勝 総獲得賞金9553万6000円。

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