【きさらぎ賞】コティリオン「並ぶとガツン」

[ 2011年2月4日 06:00 ]

安藤勝騎手を背に坂路でキラウエア(左)と併せるコティリオン

 3歳重賞きさらぎ賞の木曜追い切りが3日、栗東トレセンで行われた。コティリオンは新パートナーとなる安藤勝を背に坂路入り。古馬1000万キラウエアを追走する形でスタートした。「3Fだけ」の指示とあって全体4Fのタイムは56秒5と平凡だが、馬体を寄せ合ったラスト1Fの動きに安藤勝もしびれた様子。

 「並ぶとガツンと来る。一瞬の脚がいいのは分かった」と納得顔。ただ「手前を替える方向にもたれる。左に替えれば左にもたれ、右なら右に…。まだバランスが取れていない」と身ぶり手ぶりで説明して幼さゆえの注文も付けた。

 レースは「前と横に馬を置いて脚をためる策」と安藤勝。同様に橋口師も「レースで闘争心が旺盛なのは兄のドレスアフェアーとそっくり。行きたがるかもしれんが馬込みで競馬をしてもらう。あとは乗り役の腕に期待」と託していた。

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2011年2月4日のニュース