【京都牝馬S】サングレアズール今が充実期

[ 2011年1月26日 06:00 ]

 【東西ドキュメント・美浦=25日】開門直後の午前7時半、取材を開始した寺下の眠気が一気に吹っ飛んだ。「めちゃくちゃいいんだよ」と武藤師が開口一番に語る。暮れの六甲アイランドSを快勝してオープン入りしたサングレアズールだ。日曜の京都牝馬Sで重賞に初挑戦する。「昨年の暮れから西のレースは相性がいいからね。こっちも強気になれる」と自信たっぷり。

 武藤厩舎は昨年12月から西で準オープンを3勝、愛知杯をセラフィックロンプで制するなど勢いは止まらない。「前走は坂を上がってからも脚は衰えてなかったし、距離が延びるのは問題ない。平たんの京都はよりスピードが生きる舞台。ジョッキー(藤岡佑)もかなり手応えをつかんでくれているよ。使う度に良くなっている。キャンターでも分かるぐらい身のこなしがパンとしてきた」と成長に目を細める。自信に満ちた師の言葉を聞いて、寺下にも自信がみなぎってきた。

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2011年1月26日のニュース