【シルクロードS】スプリング根性で狙う主役の座

[ 2011年1月26日 06:00 ]

11年スプリント界の主役を狙うスプリングソング

 長期休養から昨秋に復帰して2連勝と勢いに乗るスプリングソングが、スプリント界の主役の座をうかがっている。

 「先行するスピードがある上に、終いもしっかりしていますからね。引き続き順調ですし、きっちり仕上がってますよ」

 山田助手も期待たっぷりの口ぶりだ。4歳春の高松宮記念9着後、右前脚に繋じん帯炎を発症。症状が重かったため、幹細胞移植手術が施された。1年7カ月ぶり復帰の長岡京Sを快勝、続く前走の京阪杯では初重賞タイトルを獲得した。このレースこそ、持ち味がフルに発揮されていたと山田助手は語る。

 「最後にひっくり返す勝負根性を見せてくれた。根性がある」

 ゴール前は接戦になることが多いスプリント戦。だからこそ、並んだら抜かせない闘争心は何よりの武器になるはずだ。まずは年明け初戦をきっちり仕留めて、G1の舞台に堂々と駒を進めてみせる。

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2011年1月26日のニュース