【シンザン記念】デイヴィスVも「取らなきゃよかった」

[ 2011年1月10日 06:00 ]

<シンザン記念>後続の追撃を振り切り快勝したレッドデイヴィス

 クラシックの登竜門「第45回シンザン記念」が9日、京都競馬場で行われた。優勝したのは「セン馬」でクラシックへ出走権利のないレッドデイヴィスだった。圧倒的1番人気のドナウブルーは直線ではじけず5着に敗れた。

 前走500万戦で1位入線しながら10着降着の悔しさを味わったデイヴィスが、好位からあっさり抜け出し重賞初制覇。「スムーズに運べた。最後も物見をするぐらい余裕があったし成長する雰囲気があるね」と初騎乗の浜中もレースセンスを絶賛する。デビュー前の昨年7月、あまりの気性の悪さから早々と去勢された“元問題児”だが、そんな情けない姿は昔の話だ。

 ただし問題がここで発生。例年ならここを制した馬はクラシック、あるいはNHKマイルCへ向かうが、セン馬には出走権がないのだ。マイルCには出られるものと思っていた指揮官は「えっ、出られないの?知らなかったよ…。NHKマイルCを目指して、マイルを使ってきたのに…」と一転して困り顔。「これで(賞金的に)権利を獲ったのについてないなあ。今はメチャクチャおとなしいから、取らなきゃ良かった」と無意識に発したギャグで報道陣の爆笑を誘った。

 今後は馬体回復を促すため、ノーザンファームしがらきへ放牧に出される。次走は流動的ながら毎日杯(3月27日、阪神)を視野に入れている。

 ◆レッドデイヴィス 父アグネスタキオン 母ディクシージャズ(母の父トニービン)セン3歳 栗東・音無厩舎所属 馬主・東京ホースレーシング 生産者・北海道安平町ノーザンファーム 戦績6戦2勝 総獲得賞金4947万9000円。

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