【ジャニュアリーS】11歳コンサフォス恐るべし

[ 2011年1月7日 06:00 ]

東西ドキュメント・栗東=6日

 最近、高齢馬の活躍は珍しくないが、ニシノコンサフォスは別格の存在。昨年のジャニュアリーSでJRA平地競走の最年長勝利を果たし、昨年覇者としてこのレースを迎える。今週追い切りも4F51秒6の好時計。11歳馬恐るべし、と敬服しつつ宮本師に話を聞いた。「時計は出たけどね。さすがに以前ほどの活気というか、迫力はなかったみたい」。

 近況の着順がひと息とあってトレーナーは慎重。とはいえ、この馬には4歳時(6年以上前!)、元気さと身体能力の高さのあまり、坂路のラチを飛び越えたという他の追随を許さない珍しいエピソードがある。この年齢になって、ようやく落ち着いたと言えるのでは…と仙波は思う。いずれにせよ、開業初期から厩舎を支えるこの馬に対し、宮本師はいつも深く感謝する。「力の限り頑張ってくれれば」と寛大なエールを送っていた。

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2011年1月7日のニュース