最優秀障害馬 バシケーン

[ 2011年1月7日 06:00 ]

昨年制覇した中山大障害のペナントの横で、自身の後ろ髪を手にポーズをとる高橋義博調教師

10年度JRA賞

 暮れの中山大障害をバシケーンで制した高橋義博師(59)の“断髪式”が6日に厩舎で行われ、同馬の主戦騎手・蓑島ら多くの関係者が参加した。

 99年の開業時に「調教師に高橋姓が多く覚えてもらうために」と髪を伸ばし始めた同師は、後ろで束ねた長髪がトレードマークだったが、G1を勝てば髪を切ると公言していた。トリを務めた蓑島のはさみで髪がバッサリ切り落とされると、感慨深げな表情。バシケーンが10年の最優秀障害馬に選ばれたことと合わせ、忘れられない1日となったようだ。

 ◆バシケーン 父シルクジャスティス 母リンダトリアーノ(母の父ロドリゴデトリアーノ)牡6歳 石橋英郎氏 美浦・高橋義 蓑島 上井牧場 10戦2勝 1億1171万2000円(中山大障害)

 ◇最優秀障害馬◇
 バシケーン=157
 コウエイトライ=21
 メルシーモンサン=13
 ランヘランバ=9
 タマモグレアー=1
 該当馬なし=84

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