【有馬記念】なぜ11Rではなく10R?

[ 2010年12月23日 06:00 ]

 競馬ファンの有馬記念に関する疑問にお答えする「すぐ調べます課」。3回目は「有馬記念はなぜ11Rではなく10Rなんですか。また、以前は9Rだったと記憶しているのですが?」

 今年の有馬記念は中山10Rで行われます。10Rなのは1日の競走数を11に設定しているため。JRA番組企画室・小林企画課長によれば「有馬記念当日の各競馬場、ウインズの混雑状況を勘案し、お客様が安全かつ円滑に勝ち馬投票券を購入できるよう十分な間隔を確保した発走時間に設定している」とのこと。直前レースとの間隔を50分空けています。
 ご指摘の通り07年までは有馬は9R、つまり1日10レースの編成でしたが、インターネット投票の普及など馬券発売を取り巻く環境が変化したため、08年から1日11レースに。薄暮開催の浸透でメーン競走の番号が変化することに違和感を覚えるファンは少なくなりましたが、それでもメーン=11Rという意識は根強い。そのため有馬記念の人気馬の馬番が次の最終11Rでも売れるという現象が起こります。1日10レース制の時代は馬券を買おうとしても買えませんでしたが、現在は発券されてしまうので、マークシートの塗り間違いにはご注意ください。

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2010年12月23日のニュース