【中山大障害】ジョイ、エイタイムで3年連続ワンツー

[ 2009年12月27日 06:00 ]

<中山大障害>キングジョイ(中央)は好位置につけ障害を越える

 障害のグランプリ「第132回中山大障害」は、1番人気キングジョイが連覇を達成。2着もメルシーエイタイムで、3年連続で2頭のワンツー決着となった。

 最終4角からは、ここ2年優勝を分け合っている2頭の一騎打ち。先に仕掛けたエイタイムを競り落とし、最後は2馬身差をつけてゴールした。「先生(増本師)には“ドンと構えて乗ってこい”と言われた。最後は気持ちがはやって、少し早めにGOサインを出してしまったが、直線もうひと伸びしてくれた」と殊勲の西谷。増本師は「ジョッキーがうまく乗った。今後も大事に使っていきたい」と話した。来春の中山グランドジャンプ(4月17日)で、J・G1秋春連覇を狙う。

 ◆キングジョイ 父マーベラスサンデー 母プリンセスエイブル(母の父ジェイドロバリー)牡7歳 栗東・増本厩舎所属 馬主・松岡隆雄氏 生産者・北海道新冠町川上牧場 戦績36戦5勝(うち障害18戦5勝)総獲得賞金4億494万9000円。

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2009年12月27日のニュース