【オークス】万哲 ディアジーナ押し切る!!

[ 2009年5月24日 06:00 ]

打倒ブエナビスタを狙うディアジーナ

 万哲はジーナで勝負!!牝馬クラシック第2弾「第70回オークス」は24日、東京競馬場でゲートイン。天皇賞・春で22万馬券的中など、今春好調の小田哲也記者は前売り3番人気のディアジーナに◎。クイーンC、フローラSで重賞2勝の東京芝で父メジロマックイーンから受け継いだスタミナが開花、逆転1冠の結論だ。また、亀和田武氏はレッドディザイアに熱視線だ。

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 もし、サラブレッドに「成長」の2文字がなかったら?ブエナビスタに打った桜花賞の◎を据え置くのは当然だろう。勝ち時計1分34秒0は07年桜花賞馬ダイワスカーレット(1分33秒7)に迫るレベル。順調にきた以上、逆転はないはず…。そう考えるのも無理からぬ話だ。ただ、競走馬のライフサイクルは人間以上に早い。3~4カ月は人間なら約1年分の価値。ならば、成長力No・1!!◎ディアジーナの今年に入ってからの急成長を信じれば、ブエナ打破はかなう…が結論だ。
 (1)成長に合わせた鍛錬 田村師はストレートにその強さを表現した。「よく食べるし、寝る。追い切った後もカイバをペロリだもん。男馬みたいだ」。すでに10戦を消化しているというのに、成績が落ちるどころか右肩上がり。昨年6月の新馬戦(3着)で470キロだった体は前走・フローラSで484キロと14キロもアップ。食べるから鍛えられる。ビシビシ鍛えられるから強くなる。思えば、父メジロマックイーンも3歳より4歳、4歳より5歳と力をつけた。父譲りの成長力だ。
 (2)価値が高い前走 過去10戦の中でもフローラSは特に強かった。東京2000メートルでは厳しい外寄り16番を難なくクリアし、4番手から抜け出してワイドサファイアを2馬身差で完封。勝ち時計(2分2秒2=発表は良馬場)が一見遅いのはレース前日の豪雨の影響。ダノンベルベールをギリギリで振り切った2月クイーンCと比べても、別馬のように力をつけている。
 (3)自力の強み 最大の武器は自らレースをつくれる点だ。大外一気のブエナは9割方、直線も外の安全策!?が濃厚。対してディアジーナは掛かる心配がない分、前々勝負。逃げるヴィーヴァヴォドカを早めに射程圏に入れ、直線半ばでは内の経済コースを選べる。ブエナより前で動ける強み&距離得が大きなアドバンテージだ。
 フローラSでは一度接近したワイドサファイアを突き放すド根性。外からブエナの影が見えた瞬間、馬体を合わせて“2段ロケット”のスパートでゴールがVのシナリオ。付け加えれば、父は道悪の鬼。予報通りの夕立なら鬼に金棒だ。(小田 哲也)

 ▼万哲・オークス馬単の目 (8)=(7)、(8)=(14)、(8)―(5)、(8)―(3)、(8)―(10)、(8)―(13)、(8)=(16)

 ◆万哲3連単の狙い 3歳になって4戦3勝、2着1回(勝率75%)と急激に1着が増えたディアジーナの成長を信じて、強気の1着固定で勝負!!ジーナが1着なら、断然人気の○ブエナビスタが2着でも好配当。万が一、ブエナが3連単を外せば夢配当。マイルでは器用さ負けをしている▲ジェルミナルは距離延長が魅力。桜花賞8着の☆ダノンベルベールは連対率100%の東京芝で逆襲へ。同じく東京で好走歴がある△ツーデイズノーチス、△ワイドサファイアが夢配当の使者だ。(8)1着固定で(3)(5)(7)(10)(13)(14)(16)へ42点。

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