万哲の本命!上げ潮派バーガンディ/新潟2歳S

[ 2008年9月7日 06:00 ]

万哲はダイワバーガンディを本命にした

 ゲリラ雷雨と「何も言えねえ」の夏だから、仕方ないけど…。未来のG1候補がズラリ集結した新潟11R・新潟2歳Sだからこそ、きょうだけは良馬場で走らせてあげたかった。しかし、降水確率100%で終日雨の最悪の予報。

 新馬(1着)でやや重を克服したとはいえ、◎ダイワバーガンディにとって道悪がプラスとは口が裂けても言えない。何度も大勝負したG1・5勝の叔父ダイワメジャーも、レコードが出るような良馬場=高速戦が一番得意だった。もしパンパンの良なら、バーガンディもどれだけ切れただろうか?ただ、空模様は別として、新馬を勝った後も順調過ぎるほどの調整を積んできた。宮城・山元トレセンの放牧を挟み、3日の最終追いは弾丸のように鋭くはじけた。重厚感ある体は男馬と錯覚するほどだ。
 「テンションが高かったお母さんと違って、バーガンディの方は性格もおっとり。その分、距離の融通性もあると思う」と上原師。道悪をはねのけ牡馬を一蹴するようなら、00年新潟3歳S(当時は中山1200メートル)を制した母ダイワルージュが果たせなかったG1の視界も開けてくる。馬単(14)=(15)(14)=(8)に(14)から(10)(2)(3)(4)(6)。3連単はフォーメーションで1着欄(14)、2着欄(6)(8)(10)(15)、3着欄(2)(3)(4)(6)(8)(10)(15)の24点。
 小倉10R・小倉2歳Sは連闘の◎ノアウイニングで勝負。過去10年を振り返ると、01年タムロチェリー、04年コスモヴァレンチが連闘でV。小倉に居残れば、さほど強行軍でないことは歴史が証明している。先週の勝ち時計1分09秒2は7週目の荒れた芝+やや重を考えれば速い。一戦ごとに内容が良くなっているのも魅力。馬単(13)=(4)(13)=(7)に(13)から(1)(6)(15)(16)。3連単は(13)の1着固定で(1)(4)(6)(7)(15)(16)へ30点。(小田 哲也)

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2008年9月7日のニュース