ロックドゥカンブ引退 種牡馬入りへ治療継続

[ 2008年7月25日 06:00 ]

引退することが決まったロックドゥカンブ

 2番人気に支持された宝塚記念(12着)のレース中に左後肢けいじん帯を断裂、療養していたロックドゥカンブ(牡4=堀)の引退が24日、決まった。25日、競走馬登録を抹消し宮城・山元トレセンへ移動。来春の種牡馬入りを目指して今後も治療を続ける。

 ロックドゥカンブはラジオNIKKEI賞、セントライト記念を含むデビュー4連勝で、昨年の菊花賞では1番人気に支持された(3着)。今夏の欧州遠征を視野に入れながら宝塚記念でG1初制覇を目指したが、直線反応なく失速。けいじん帯断裂と診断され、現役続行は絶望視されていた。その後は栗東トレセンで治療を続け、今月6日に美浦トレセンに戻って引き続き療養。患部の回復に一応のメドが立ったため山元トレセンへの移動が決まった。通算8戦4勝(重賞2勝)。

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2008年7月25日のニュース